12月も中旬まできて今年も残りわずかになってきましたが、この時期の楽しみと言えば・・「ふたご座流星群」ですよね~。
日本三大流星群の1つ「ふたご座流星群」ですが、流星群の中でも観測できる安定度が高いので・・楽しみにしている方も多いかと!
今回は【鳥取】で「ふたご座流星群」を見たい!に注目して・・。
・ふたご座流星群とは?
・ふたご座流星群2020【鳥取】の方角やピーク時間は?
・ふたご座流星群2020【鳥取】のおすすめ観測スポットはどこ?
などなど!気になるところをチェックしたので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
ふたご座流星群とは?2020年の見ごろはいつ頃?を調査!
天体観測の中でも見応えがある!と言えば流星群ですけど・・日本では「3大流星群」が有名ですよね。
【 三大流星群 】
・正月の時期:しぶんぎ座流星群
・夏の時期:ペルセウス座流星群
・冬の時期:ふたご座流星群
ふたご座流星群は、確率的にたくさんの流星が見られる可能性が高いのがいいですよね!
ふたご座流星群 pic.twitter.com/o2y1X7Cd4Y
— マルコ (@syempre1969) December 9, 2020
ふたご座流星群は「夏のペルセウス座」と違い、かなり寒い時期での観測になるので・・完璧な防寒対策をしないとヤバいかと!(苦笑)
ただ、夏に比べると空気が澄んでいるので天体観測には条件が良く・・近年に対しては三大流星群の中でも「ふたご座流星群」がもっとも安定して観測数を得られるとの情報も!
ふたご座α星(カストル)付近を放射点として出現する流星群で、ふたご座流星群の母天体は長らく謎だったとのこと。
1983年に、NASAが打ち上げた「赤外線天文衛星IRAS(アイラス)」によって、ふたご座流星群に酷似した軌道を持つ小惑星「ファエトン」を発見!
現在ではこれが母天体とされているものの・・以前に放出したチリが地球の軌道と交差する軌道を巡っており「ふたご座流星群」となっているんだとか。
活動している流星群で、母天体が小惑星であると分かっているのは・・「ふたご座流星群」だけみたいです。
引用元「Wikipedia」
ふたご座流星群は、毎年12月の中旬ごろが出現の時期で・・2020年は12月4日~12月17日の間に観測しやすく。。「12月14日の10時ごろが極大時刻」になるとの情報!
【 ふたご座流星群2020のポイント 】
・ 空が澄んでいて星が見えやすく、ほぼ一晩中の観測が可能!
・ 12月15日が新月のため「月明かりの影響」が少ない!
・ 最大で1時間あたり55個前後の流星が見られる!
ふたご座流星群の魅力の一つに、夜の早い時間に放射点(※)が地上に昇ってくるので・・ほぼ一晩中で観測できるのが嬉しいですよね。
(※ 放射点とは、輻射点(ふくしゃてん)ともいい、流星が飛び出してくるように見える点のこと )
天候の絡みもあるので、予報をチェックして天気の良い日に予定を立てるのもありかと!
ふたご座流星群2020【鳥取】の方角やピーク時間・天候もチェック!
— マルコ (@syempre1969) December 10, 2020
続いて、ふたご座流星群2020【鳥取】の「方角やピーク時間・天候」もチェックしていきたいと思いますが、㊤でも紹介した通り12月14日の10時ごろが極大時刻とのことなので・・13日の夜から14日の明け方にかけてがチャンス!
よく「方角」を気にするコメントや情報もありますが・・流星群を多く観測するためには、方角よりも月の位置の方が重要!
放射点と言われる「ふたご座」の方角は北東で・・おうし座の角の先を伸ばしたところの「こいぬ座」の上あたりに位置してます。
流星を多く見るなら方角を定めるよりも「空全体を見る事ができる場所」の方が有効なんですよね!
ふたご座流星群 pic.twitter.com/lJvSaz5DnP
— マルコ (@syempre1969) December 9, 2020
ふたご座流星群の観測で好条件は、天候はもちろんですが・・「月のあかりが薄いか?」がポイントかと!
満月の時だと「月のあかり」が邪魔して好条件だと言えず・・また都心部の場合では「町の光」が邪魔してしまうので、空の星が見にくくなるんですよね!
2020年12月の『月情報』はこちらを参照 ⇒ 2020年の満月と新月の情報サイト
情報によると「極大日時」となる12月15日は『新月』なので、かなり良い条件ですね!
(新月とは・・地球から見て月と太陽の方向が同じになって、地球から月が見えない状態のこと)
気になる12月14日前後の週間天気予報はこちらを参照 ⇒ 鳥取の天気予報サイト
(※ サイトは検索日からの10日間予報となってます。)
【豆知識】
ふたご座流星群は「安定した観測」は出来るものの・・「しし座流星群」のように対地速度(地面に対する物体の速度)が早い訳では無いんですよね。
なので、流星痕(明るい流星が通った後に残る痕跡)が残りにくく(※)・・月あかりなどの影響を受けやすいんです。
※ 対地速度が速いと「明るい流星」の割合が多いので、流星痕が長く残りやすい。(観測しやすい)
— マルコ (@syempre1969) December 9, 2020
㊤でも紹介した通り・・13日の夜から14日の明け方がピークで「最大で1時間あたり55個前後」見られると予想されているものの。。前後の12日と14日の夜も「20個を超える流星」が出現するとの見通し!
ふたご座の放射点方向は「天頂」なので、空を真上に見上げていれば・・流れ星が降ってくるような感じになるかと!
おすすめは・・寝ころんで空全体をゆっくりと見てるのが「1番」ですね!(笑)
ふたご座流星群2020【鳥取】のおすすめ観測スポットを紹介!
ふたご座流星群 pic.twitter.com/6ovNTATOue
— マルコ (@syempre1969) December 9, 2020
ふたご座流星群の「極大日時(12月14日)」前後の天候条件が分かったところで・・続いて気になるのは「どこで見るか?」ではないかと。
㊤でも触れた通り、できれば「ゆっくり眺められるような場所が一番良いと思うので、そこも含めて『ふたご座流星群2020【鳥取】おすすめ観測スポットを紹介しますね!
鳥取砂丘
鳥取県と言えば『鳥取砂丘』だと思いますが、鳥取市の日本海海岸に広がる広大な海岸砂丘で、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定・・砂丘としては日本最大で鳥取県のシンボルの一つかと!
アクセスとしては鳥取市街地から車で約15分で、公共機関ではJR西日本「鳥取駅」から。。
・日ノ丸バス「鳥取砂丘(砂丘会館)」行きに乗り、終点で下車(所要時間約22分)
・日本交通(岩美・岩井線)「長谷橋」行きまたは「蕪島」行きに乗り、「砂丘東口」下車(所要時間約20分)
昼間の観光スポットとしては有名ですが、夜の鳥取砂丘は「周囲を山で囲まれている」ので、天体観測の障害となる光が少なく・・シートを敷けば寝ころんで美しい星空を見ることができておすすめかと!
植田正治写真美術館
鳥取県を代表する写真家の一人「植田正治氏」を記念して作られた建物が植田正治写真美術館ですが・・大山を望む景観と建物が幻想的な場所なんですよね!
駐車場もあるので車でのアクセスが良く。。
・米子自動車道「大山高原スマートインターチェンジ」から車で約5分。
・米子自動車道「溝口IC」または「米子IC」から車で約15分。
鳥取県内では一番「美しい星空が見える」と言われるぐらいのスポットで・・見晴らしも良く、手が届きそうな澄んだ星空が望める場所ではないかと!
白兎海岸
『白兎海岸』は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台と言われている海岸で・・日本で初めてラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年「恋人の聖地」に認定されているんですよね。
・車:中国自動車道「佐用JCT」から車で約1時間30分か、鳥取自動車道「鳥取IC」から車で約15分。
・公共機関:JR鳥取駅から日ノ丸バス「鹿野行き」 約40分で、白兎神社前下車すぐ。
縁結びの神様として話題のパワースポット「白兎神社」が近くにあり・・夜には明かりがほとんどないため、絶好の天体観測スポットなのでおすすめかと!
※ 駐車場の詳しい情報については、公式HPで確認ください。
【鳥取】おすすめ観測スポットを紹介しましたが、㊤の場所以外も紹介!
【 おすすめ観測スポット 】
・ 『鳥取さじアストロパーク』(鳥取県鳥取市佐治町高山)
・ 『東郷池臨海公園』(鳥取県東伯郡湯梨浜町藤津)
・ 『氷ノ山ふれあい館響の森』(鳥取県八頭郡若桜町春米)
ふたご座流星群2020【鳥取】のまとめ
— マルコ (@syempre1969) December 10, 2020
今年は依然「コロナの影響」が収まっていないので、例年のようにはいきませんが・・何とか工夫(コロナ対策)して楽しんでもらいたいですね。
寒さ対策も万全にしてもらい・・家族や友人・カップルなど、ぜひ冬の風物詩を堪能してもらいたいかと!
今回紹介した情報が「ふたご座流星群」を・・鳥取で楽しみたい!という方の参考になったら幸いです。
「ふたご座流星群2020」・・中国地方の「その他の地域」も紹介してますので、良ければ見てください!
12月に入りかなり寒さが増してきましたけど、この時期の楽しみと言えば・・「ふたご座流星群」ですよね~。 日本三大流星群の1つ「ふたご座流星群」は、毎年12月中旬に見ごろを迎えますが・・クリスマス前のイベントとして楽しみにし[…]
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最後まで読んでいただき、感謝!感謝です!
それでは!
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