しぶんぎ座流星群2021【鳥取】のピーク時間や天候は?おすすめ観測スポットも紹介!

鳥取県の流星群の観測画像

2021年の新たな年が始まり、寒さが厳しい正月ではありますが、この時期の楽しみと言えば・・しぶんぎ座流星群ですよね~。

 

日本三大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」は、毎年1月の正月に見ごろを迎えますが・・澄んだ夜空に流れる流星群を楽しみにしている方も多いかと!

 

今回は【鳥取】で「しぶんぎ座流星群」を見たい!に注目して・・。

 

しぶんぎ座流星群とは?

しぶんぎ座流星群2021【鳥取】のピーク時間や天候は?

しぶんぎ座流星群2021【鳥取】のおすすめ観測スポットはどこ?

 

などなど!気になるところをチェックしたので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

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しぶんぎ座流星群とは?2021年の見ごろはいつ頃?を調査!

 

天体観測の中でも見応えがある!と言えば流星群ですけど・・日本では「3大流星群」が有名ですよね。

 

【 三大流星群 】

正月の時期:しぶんぎ座流星群

夏の時期:ペルセウス座流星群

冬の時期:ふたご座流星群

 

しぶんぎ座流星群は1年の最初を飾りますが、出現数は年によってかなりムラがあり・・どのくらい流れるか予想するのが難しい流星群なんですよね。

 

 

しぶんぎ座流星群は「夏のペルセウス座」と違い、かなり寒い時期での観測になるので・・完璧な防寒対策をしないとヤバいかと!(苦笑)

 

ただ、夏に比べると空気が澄んでいるので天体観測には条件が良いものの・・活動が活発な期間が短いことや、年によって出現数が変化しやすいんだとか。

 

しぶんぎ座流星群とは。。

現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しているとのこと。

また「りゅう座ι(イオタ)流星群」と呼ばれることがありますが、正式には「しぶんぎ座流星群」が用いられているんだとか!

母天体は諸説あって確定的ではないものの・・2003年に発見された「小惑星番号196256」の小惑星(仮符号 2003 EH1)が、近年では有力視されているみたいですね。

ただ、この小惑星がどのように流星の元となるチリ(ダスト)を放出したのかは、わかっていません。

引用元「国立天文台(NAOJ)

 

しぶんぎ座流星群は毎年、年末から1月の上旬ごろが出現の時期で、今回は2020年12月28日~2021年1月12日の間に観測しやすく・・1月3日23時ごろが極大時刻になるとの情報!

 

【 しぶんぎ座流星群2021のポイント 】

空が澄んでいて星が見えやすいものの、夜半前は放射点の高度が低い。
1月4日が「月齢20」と月あかりが明るいので、暗い流星だと見つけづらい。
最大で1時間あたり20個程度の流星が見られる。

 

今回のしぶんぎ座流星群は、夜の早い時間だと放射点(※)が低いので観測しづらいく・・適した時間帯は、4日の夜明け2時~5時ごろとの情報。

(※ 放射点とは、輻射点(ふくしゃてん)ともいい、流星が飛び出してくるように見える点のこと )

 

天候の絡みもあるので、予報をチェックして天気の良い日に予定を立てるのもありかと!

 

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しぶんぎ座流星群2020【鳥取】のピーク時間や天候・方角もチェック!

 

続いて、しぶんぎ座流星群2021【鳥取】の「ピーク時間や天候・方角」もチェックしていきたいと思いますが、㊤でも紹介した通り1月3日23時ごろが極大時刻とのことなので・・3日の夜から4日の明け方にかけてがチャンス!

 

ポイント

よく「方角」を気にするコメントや情報もありますが・・流星群を多く観測するためには、方角よりも月の位置の方が重要!

 

放射点と言われる「しぶんぎ座」の方角は北東で・・うしかい座とりゅう座の境界あたりに位置してます。

 

流星を多く見るなら方角を定めるよりも「空全体を見る事ができる場所」の方が有効なんですよね!

 

 

しぶんぎ座流星群の観測で好条件は、天候はもちろんですが・・月のあかりが薄いか?がポイントかと!

 

チェック

満月の時だと「月のあかり」が邪魔して好条件だと言えず・・また都心部の場合では「町の光」が邪魔してしまうので、空の星が見にくくなるんですよね!

 

2021年1月の『月情報』はこちらを参照 ⇒ 2021年の満月と新月の情報サイト

 

情報によると「極大日時」となる1月3日~4日は『月齢20』なので、だいぶ明るい状況なのが残念かと。。(苦笑)

 

気になる1月3日前後の週間天気予報はこちらを参照 ⇒ 鳥取の天気予報サイト

(※ サイトは検索日からの2週間予報となってます。)

 

【豆知識】

 

しぶんぎ座流星群の出現数は年によってムラがあると同時に・・「しし座流星群」のように対地速度(地面に対する物体の速度)が早い訳では無いんですよね。

 

なので、流星痕(明るい流星が通った後に残る痕跡)が残りにくく(※)・・月明りなどの影響を受けやすいんです。

 

※ 対地速度が速いと「明るい流星」の割合が多いので、流星痕が長く残りやすい。(観測しやすい)

 

 

㊤でも紹介した通り、1月3日の夜から4日の明け方がピークで・・「最大で1時間あたり20個前後」見られると予想されています。

 

ポイント

3日の夜の早い時間よりも・・放射点が上ってくる真夜中ごろから5時ぐらいが観察のチャンスとなりますね。

 

ただ、夜半から明け方というと「寒さが一番厳しい時間帯」なので・・防寒対策だけは完璧にしてもらうのが絶対条件です!(笑)

 

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しぶんぎ座流星群2021【鳥取】のおすすめ観測スポットを紹介!

 

しぶんぎ座流星群の「極大日時(1月3日)」前後の天候条件が分かったところで・・続いて気になるのはどこで見るか?ではないかと。

 

㊤でも触れた通り、できれば「月や街の明るさ」が気にならない場所が一番良いと思うので・・そこも含めて『しぶんぎ座流星群2021【鳥取】おすすめ観測スポット』を紹介しますね!

 

鳥取砂丘

 

鳥取県と言えば『鳥取砂丘』だと思いますが、鳥取市の日本海海岸に広がる広大な海岸砂丘で、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定・・砂丘としては日本最大で鳥取県のシンボルの一つかと!

 

アクセスとしては鳥取市街地から車で約15分で、公共機関ではJR西日本「鳥取駅」から。。

日ノ丸バス「鳥取砂丘(砂丘会館)」行きに乗り、終点で下車(所要時間約22分)

日本交通(岩美・岩井線)「長谷橋」行きまたは「蕪島」行きに乗り、「砂丘東口」下車(所要時間約20分)

 

昼間の観光スポットとしては有名ですが、夜の鳥取砂丘は「周囲を山で囲まれている」ので、天体観測の障害となる光が少なく・・美しい星空を見ることができておすすめかと!

 

植田正治写真美術館

 

鳥取県を代表する写真家の一人「植田正治氏」を記念して作られた建物が植田正治写真美術館ですが・・大山を望む景観と建物が幻想的な場所なんですよね!

 

駐車場もあるので車でのアクセスが良く。。

米子自動車道「大山高原スマートインターチェンジ」から車で約5分。

米子自動車道「溝口IC」または「米子IC」から車で約15分。

 

鳥取県内では一番「美しい星空が見える」と言われるぐらいのスポットで・・見晴らしも良く手が届きそうな澄んだ星空が望める場所ではないかと!

 

白兎海岸

 

『白兎海岸』は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台と言われている海岸で・・日本で初めてラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年「恋人の聖地」に認定されているんですよね。

 

アクセス

車:中国自動車道「佐用JCT」から車で約1時間30分か、鳥取自動車道「鳥取IC」から車で約15分。
公共機関:JR鳥取駅から日ノ丸バス「鹿野行き」 約40分で、白兎神社前下車すぐ。

 

縁結びの神様として話題のパワースポット「白兎神社」が近くにあり・・夜には明かりがほとんどないため、絶好の天体観測スポットなのでおすすめかと!

 

※ 駐車場の詳しい情報については、公式HPで確認ください。

 

【鳥取】おすすめ観測スポットを紹介しましたが、㊤の場所以外も紹介!

 

【 おすすめ観測スポット 】

『鳥取さじアストロパーク』(鳥取県鳥取市佐治町高山)

『東郷池臨海公園』(鳥取県東伯郡湯梨浜町藤津)

『氷ノ山ふれあい館響の森』(鳥取県八頭郡若桜町春米)

 

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しぶんぎ座流星群2021【鳥取】のまとめ

 

今年は依然「コロナの影響」が収まっていないので、例年のようにはいきませんが・・何とか工夫(コロナ対策)して楽しんでもらいたいですね。

 

寒さ対策も万全にしてもらい・・家族や友人・カップルなど、ぜひ冬の風物詩を堪能してもらいたいかと!

 

今回紹介した情報が「しぶんぎ座流星群」を・・鳥取で楽しみたい!という方の参考になったら幸いです。

 

最後まで読んでいただき、感謝!感謝です!

それでは!

 

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