お正月と言えば「初日の出や初詣」が定番ですが・・天体観測としても「しぶんぎ座流星群」が見れるんですよね~。
寒い時期なので防寒対策は必須ですが・・日本三大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」を年の初めに見たい!と思ってる方もいるかと。
今回は【愛媛】で「しぶんぎ座流星群」を見たい!に注目して・・。
・しぶんぎ座流星群とは?
・しぶんぎ座流星群2021【愛媛】の方角やピーク時間は?
・しぶんぎ座流星群2021【愛媛】のおすすめ観測スポットはどこ?
などなど!気になるところをチェックしたので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
しぶんぎ座流星群とは?2021年の見ごろはいつ頃?を調査!
天体観測の中でも見応えがある!と言えば流星群ですけど・・日本では「3大流星群」が有名ですよね。
【 三大流星群 】
・正月の時期:しぶんぎ座流星群
・夏の時期:ペルセウス座流星群
・冬の時期:ふたご座流星群
しぶんぎ座流星群は1年の最初を飾りますが、出現数は年によってかなりムラがあり・・どのくらい流れるか予想するのが難しい流星群なんですよね。
しぶんぎ座流星群 pic.twitter.com/Y5ISDDlukU
— マルコ (@syempre1969) December 31, 2020
しぶんぎ座流星群は「夏のペルセウス座」と違い、かなり寒い時期での観測になるので・・完璧な防寒対策をしないとヤバいかと!(苦笑)
ただ、夏に比べると空気が澄んでいるので天体観測には条件が良いものの・・活動が活発な期間が短いことや、年によって出現数が変化しやすいんだとか。
現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しているとのこと。
また「りゅう座ι(イオタ)流星群」と呼ばれることがありますが、正式には「しぶんぎ座流星群」が用いられているんだとか!
母天体は諸説あって確定的ではないものの・・2003年に発見された「小惑星番号196256」の小惑星(仮符号 2003 EH1)が、近年では有力視されているみたいですね。
ただ、この小惑星がどのように流星の元となるチリ(ダスト)を放出したのかは、わかっていません。
引用元「国立天文台(NAOJ)」
しぶんぎ座流星群は毎年、年末から1月の上旬ごろが出現の時期で、今回は2020年12月28日~2021年1月12日の間に観測しやすく・・「1月3日23時ごろが極大時刻」になるとの情報!
【 しぶんぎ座流星群2021のポイント 】
・ 空が澄んでいて星が見えやすいものの、夜半前は放射点の高度が低い。
・ 1月4日が「月齢20」と月あかりが明るいので、暗い流星だと見つけづらい。
・ 最大で1時間あたり20個程度の流星が見られる。
今回のしぶんぎ座流星群は、夜の早い時間だと放射点(※)が低いので観測しづらいく・・適した時間帯は、4日の夜明け2時~5時ごろとの情報。
(※ 放射点とは、輻射点(ふくしゃてん)ともいい、流星が飛び出してくるように見える点のこと )
天候の絡みもあるので、予報をチェックして天気の良い日に予定を立てるのもありかと!
しぶんぎ座流星群2021【愛媛】の方角やピーク時間・天候もチェック!
— マルコ (@syempre1969) December 31, 2020
続いて、しぶんぎ座流星群2021【愛媛】の「方角やピーク時間・天候」もチェックしていきたいと思いますが、㊤でも紹介した通り1月3日23時ごろが極大時刻とのことなので・・3日の夜から4日の明け方にかけてがチャンス!
よく「方角」を気にするコメントや情報もありますが・・流星群を多く観測するためには、方角よりも月の位置の方が重要!
放射点と言われる「しぶんぎ座」の方角は北東で・・うしかい座とりゅう座の境界あたりに位置してます。
流星を多く見るなら方角を定めるよりも「空全体を見る事ができる場所」の方が有効なんですよね!
— マルコ (@syempre1969) December 31, 2020
しぶんぎ座流星群の観測で好条件は、天候はもちろんですが・・「月のあかりが薄いか?」がポイントかと!
満月の時だと「月のあかり」が邪魔して好条件だと言えず・・また都心部の場合では「町の光」が邪魔してしまうので、空の星が見にくくなるんですよね!
2021年1月の『月情報』はこちらを参照 ⇒ 2021年の満月と新月の情報サイト
情報によると「極大日時」となる1月3日~4日は『月齢20』なので、だいぶ明るい状況なのが残念かと。。(苦笑)
気になる1月3日前後の週間天気予報はこちらを参照 ⇒ 愛媛の天気予報サイト
(※ サイトは検索日からの2週間予報となってます。)
【豆知識】
しぶんぎ座流星群の出現数は年によってムラがあると同時に・・「しし座流星群」のように対地速度(地面に対する物体の速度)が早い訳では無いんですよね。
なので、流星痕(明るい流星が通った後に残る痕跡)が残りにくく(※)・・月明りなどの影響を受けやすいんです。
※ 対地速度が速いと「明るい流星」の割合が多いので、流星痕が長く残りやすい。(観測しやすい)
— マルコ (@syempre1969) December 31, 2020
㊤でも紹介した通り、1月3日の夜から4日の明け方がピークで・・「最大で1時間あたり20個前後」見られると予想されています。
3日の夜の早い時間よりも・・放射点が上ってくる真夜中ごろから5時ぐらいが観察のチャンスとなりますね。
ただ、夜半から明け方というと「寒さが一番厳しい時間帯」なので・・防寒対策だけは完璧にしてもらうのが絶対条件です!(笑)
しぶんぎ座流星群2021【愛媛】のおすすめ観測スポットを紹介!
— マルコ (@syempre1969) December 31, 2020
しぶんぎ座流星群の「極大日時(1月3日)」前後の天候条件が分かったところで・・続いて気になるのは「どこで見るか?」ではないかと。
㊤でも触れた通り、できれば「月や街の明るさ」が気にならない場所が一番良いと思うので・・そこも含めて『しぶんぎ座流星群2021【愛媛】おすすめ観測スポット』を紹介しますね!
ふたみシーサイド公園
「日本の夕陽百選」に選ばれている伊予市双海町にある『ふたみシーサイド公園』は・・「恋人岬 / 夕日の観覧席(階段式護岸 ) / 願い石」などがあり・・多くのカップルが訪れる場所なんですよね。
アクセスは車だと、松山自動車道「伊予IC」から国道378号を大洲方面に約15分・・公共機関では、JR予讃線「伊予上灘駅」下車で徒歩約3分です。
平成20年4月に「恋人の聖地」(プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット)の認定を受けた場所で・・夕日が最も美しく見えるスポットとして人気が高く。。夜には満天の星空が望めるのでおすすめかと!
四国カルスト
『四国カルスト』は、愛媛県と高知県にまたがる県道383号線で・・別名「天空の道」とも呼ばれ、東西に縦断しているドライブコースとして「日本百名道」にも選定されているんだとか!
アクセスは・・大野ヶ原から姫鶴平にかけて「愛媛県道・高知県道383号四国カルスト公園縦断線」が通っていて、近くの道の駅(国道197号沿い)から「道の駅ゆすはら」が高知県の檮原町にあります。
四国カルストの西端に位置する「大野ヶ原」は・・高台に広がる源氏ヶ駄馬からの眺望は素晴らしく、夜には360度のパノラマが広がり、天体観測のスポットとしてまさにおすすめですね!
亀老山展望公園
『亀老山展望公園』は、大島の南端に位置する亀老山の頂上にあり、眺望は「しまなみ海道随一」と言われるほど綺麗で・・天気が良ければ西日本最高峰の石鎚山まで見渡すことができるんだとか!
【本州側からのアクセス】
西瀬戸尾道ICから「瀬戸内しまなみ海道」で約60分~大島北ICから約15分。
【今治側からのアクセス】
今治ICから約10分~大島南ICから約10分。
指定の日にはライトアップされた来島海峡大橋を望むこともでき。。海に沈む夕日がとても素敵ですが、夜になると周りを遮るものが無いので流星群を観賞するにはもってこいのスポットかと!
※ 駐車場の詳しい情報については、公式HPで確認ください。
【愛媛】おすすめ観測スポットを紹介しましたが、㊤の場所以外も紹介!
【 おすすめ観測スポット 】
・ 『久万高原天体観測館』(愛媛県上浮穴郡久万高原町下畑野川乙)
・ 『国民宿舎石鎚付近』(愛媛県上浮穴郡久万高原町)
・ 『大野ヶ原小学校付近』(愛媛県西予市野村町大野ケ原)
しぶんぎ座流星群2021【愛媛】のまとめ
しぶんぎ座流星群 pic.twitter.com/dNw52c2qRU
— マルコ (@syempre1969) December 31, 2020
今年は依然「コロナの影響」が収まっていないので、例年のようにはいきませんが・・何とか工夫(コロナ対策)して楽しんでもらいたいですね。
寒さ対策も万全にしてもらい・・家族や友人・カップルなど、ぜひ冬の風物詩を堪能してもらいたいかと!
今回紹介した情報が「しぶんぎ座流星群」を・・愛媛で楽しみたい!という方の参考になったら幸いです。
最後まで読んでいただき、感謝!感謝です!
それでは!
スポンサーリンク
|
スポンサーリンク
|