2級建築施工管理技士の実地試験も独学で合格する為の実践勉強法!

2級建築施工管理技士 実地 独学 合格 効率良い 勉強法 コツ 過去問題集 おすすめ 秘訣 解説 テキスト 資格 一発

今回は、2級建築施工管理技士の実地試験も、独学で合格出来る実践勉強法を紹介します!

 

学科と違い、実地試験は独学では無理なのではないか?

 

と思われる方が多いですが、決してそんなことはなく、実地試験も予備校へ行かず独学で合格出来ます!

 

ポイントは、「試験内容を理解して取り組むか、そうでないか」です。

 

実地試験を独学で合格するための、実践した勉強法を紹介したいと思います!

 

スポンサーリンク

 

2級建築施工管理技士(実地試験):計画的な勉強法

 

まず、出題内容を確認します。

 

出題項目

問題1 施工経験記述

問題2 施工管理用語

問題3 施工管理

問題4 法規

問題5 建築施工

 

一番厄介なのは、学科の時と違いすべて記述の解答となるので、どの設問も暗記を中心とした勉強をしなければならないということ!

 

学科試験の時はマークシート方式4肢択だったので、わからない問題があっても、25%の確率で当たる可能性がありましたが、実地試験はそうはいかないんですね・・。(苦笑)

 

合格基準点は学科同様「6割」なので、この点を見ると難易度はそう高くないかと。

 

ただ㊤の記述の通り、ほとんどの設問が覚えないと解答出来ないので、ここの点をしっかり把握し、いかに計画的に勉強して行けるかがポイント!

 

次項より、順番に各設問の取り組み方を説明して行きますね。

 

スポンサーリンク

2級建築施工管理技士(実地試験):施工経験記述

 

一番大事な設問で、理由は2つあります。

 

1つ目は、配点が全体の約4割(39点位)あるので比重が大きい!

2つ目は、ある程度(約33点位)の解答をしないと不合格になる!

 

特に2つ目の理由が大事なので説明。

 

仮に「施工経験記述」が0点だったとして、それ以外の設問を全て正解だったとすると61点!「6割」の合格基準点を超えているので通常は合格ですが、不合格となる!

 

理由は!実地試験の試験要件(受験資格)の中に「一定期間の実務経験が必要」とあるので、自身が現場で行った「取り組みや活動」などを、具体的に記述しなければなりません。

 

ここで自身の工事経験に照らした記述が出来ないと、他の設問が出来たとしても不合格となってしまうんですね。

 

補足

一定期間の実務経験年数に関しては、学歴や専攻学科などにより年数が違うので、詳しくは(主催元)建設業振興基金のホームページを参照して下さい。

 

この点1つ見ても、合格出来るかどうかは「施工経験記述で決まる!」と言っても過言ではありません!

 

令和2年度の課題予想と取り組み方

 

施工経験記述では、「施工計画」「工程管理」「品質管理」「安全管理」の指定された4つ課題に対して、『留意した事項』『実施した処置、対策』『現場で行った取組み』などを、具体的に記述することになります。

 

ただ毎年「施工計画」・「工程管理」・「品質管理」の3つの課題がランダムに出題され、「安全管理」に関しては、過去出題されたことはないので、令和2年度も「安全管理」の出題に関しては「可能性はほぼない」かと。

 

その上で3つの課題の出題パターンですが、ほぼ例年「順番通りに出題」されているので、昨年までの出題傾向を見ると、令和2年度は「工程管理」が有力かと思われます。

 

次に取り組み方は、自身の実務経験による内容を課題に沿って記述することになりますが、試験場にて作文をしていたら時間的に厳しいです!

 

実地試験時間は2時間ですが、その場での作文では全設問の解答を含めて、間に合わない可能性がとても高いので、事前に作文をしておくのがポイント!

 

この時に3つの課題を、すべて「作文・暗記」して行けることに越したことはないですが、1つの課題に対し「複数の解答」を求められるので、3つの課題におけるすべての文章を暗記して行くのは至難の業です。

 

施工経験記述に関しては「合格の要」なので、しっかり対策を立てて臨みましょう!

 

施工経験記述の対策

 

㊤でも触れたように、優先度の高い課題から勉強を始めますが、必ず予想した課題が出るとは限らないので、そこに対しての対策は必要です。

 

過去の統計上「2年連続」して、同じ課題が出題されたことは無いので、そこはデータを信じて臨む方が賢明ですが、絶対「2年連続」が無いとは言い切れません!

 

しかし、いくつもの課題を覚えるのも難しいので、キーワードを活用して取り組みます。

 

ここで!3つの課題を「本命・対抗・大穴」に分けて説明してみたいかと。(競馬みたいですいません・・苦笑)

 

まず(本命)である「工程管理」を覚えます(暗記)、次に(対抗)の「品質管理」ですが、作文した文章を覚えるのでは無く、おおよその構成をしておき「キーワードを複数決めておく」というやり方!

 

本命以外の課題が出た時の対応

覚えている「工程管理」の文章を、「品質管理」や「施工計画」の文章にその場で組み替え!

組み替え方は、事前に決めておいた「キーワードの語句」を入れ変えて使用し、その場で構成!

 

違う内容の文章を構成し直すのは、少し無理があるように思えますが、「同じ現場」で「同じ工種」の内容なので、キーワード(語句)を入れ替えて作成し直すのは、さほど難しくはありません。

 

不安なら暗記しないまでも、事前に練習はしておくと本番でスムーズに構成出来ます。

 

空欄は絶対につくらない

 

最後に一番大事なポイントですが、「施工経験記述」に関しては、一箇所も空欄(くうらん)があってはいけません!

 

どうしてもうまく構成(作文)出来ない時は、課題から少しずれてしまっても構わないので、必ず何かしらの記述しましょう。

 

何度も言うように「自身の施工管理経験記述」なので、答えられない箇所が一箇所でもあったら、その段階で不合格の可能性が高くなります。

 

空欄で不合格になるよりは、「課題に対する記述のズレによる減点」を選ぶことの方が大事なので、何かしら記述することが最大のポイント!

 

スポンサーリンク

2級建築施工管理技士(実地試験):施工管理用語

 

次に設問の2番目「施工管理用語」・配点予想は15です。

 

この設問は施工記述の次に「大事なポイント!」で、理由は!5つの設問の中において、比較的予想しやすい設問だからです!

 

毎年「14つ」の建築工事に関する用語の中から、5つ選んで、用語の説明と施工上留意すべきことを具体的に記述するという設問。

 

令和元年度「出題用語」

足場の手すり先行工法

型枠のセパレータ

軽量鉄骨壁下地のスペーサー

鋼矢板

コンクリートのスランプ

セルフレベリング材工法

鉄筋工事のスペーサー

内壁タイルの接着剤張り工法

被覆アーク溶接

防水工事の脱気装置

木工事の大引き

木造住宅の気密シート

ルーフドレン

陸墨

 

選んだ用語に対し、「用語の説明」と「施工上留意すべきこと」をそれぞれ記述!5つ選択するので、計10個の文章を書くことに。

 

出題パターン

 

過去問題集には「過去10年分の出題一覧表」が掲載されているので、とても参考になり、2年連続で同じ用語が出題されることは過去にないので、㊤に書いた14個は「令和2年度」に出題される可能性はかなり低いかと!(おすすめの過去問題集は下記で紹介します)

 

用語の項目が多いですが、過去10年に出題された傾向にパターンがあるので予想が立てやすく、得点しやすいです。

 

実地試験は、たとえ予想しづらい課題であったとしても、点数を稼ぐ為に覚えなければならない項目が多くあるので、出題内容が予測出来る問題はとても有り難いです。

 

配点は5つの記述に対し、それぞれ3点ずつで計15点と予想!この設問では9点以上は確保したいです!

 

スポンサーリンク

2級建築施工管理技士(実地試験):施工管理

 

次に設問の3番目「施工管理」・配点予想は15点です。

 

この設問では、工程表を使用した課題となっていて、H28年度まで「ネットワーク工程表」が課題とされてきましたが、H29年度以降は「バーチャート工程表」が出題されているので、令和2年度も「バーチャート工程表」の可能性が高いかと!

 

出題パターンは「鉄骨造3階建て事務所ビル建設工事」や「木造2階建て住宅の建設工事」などにおける、バーチャート工程表や出来高表より出題。

 

主な出題パターン

①バーチャート工程表より

・工程表内の空欄へ作業名の記入(穴埋問題)

・工程表内のある作業項目の開始日や終了日の記入

 

②出来高表より

・完成出来高の累計をパーセントで記入

・完成出来高の累計を金額で記入

 

㊤の主な出題パターンから3問出題、各5点で計15点の配点。

(令和元年は4問出題されましたが、各4点で計16点の配点)

 

バーチャート工程表内の作業内容の把握と、出来高表の見方を理解できれば、比較的取りやすい設問だと思うので、この設問では10~12点以上は確保したいかと!

 

スポンサーリンク

2級建築施工管理技士(実地試験):法規

 

次に設問の4番目「法規」・配点予想は15点です。

 

出題範囲

建設業法
建築基準法(施行令)
労働安全衛生法
建設リサイクル法

 

出題形式は、それぞれの項目の法規文章(条文)が1題ずつ出ます。

 

「建設業法と建築基準法(施行令)」は必ず1題出題され、残りの1題は「労働安全衛生法か建設リサイクル法」のどちらかから出題となり、計3題の出題!

 

1つの条文の中で「3箇所の語句に下線」が引かれていて、その内から誤っている語句を指定して、正しい語句を記入するという出題形式。

 

対策としては「各課題とも出題回数が多い条文があるので、そこを中心に勉強すると加点しやすく、2年連続で同じ条文が出題されていることはないので、そこもポイントかと!

 

出題回数が多い条文

建設業法なら、法第19と24条

建築基準法(施行令)なら、法第89条と令第136条

労働安全衛生法なら、法第60条と法第61条 

建設リサイクル法なら、法第5条と法第18条 等

 

補足: 上記の見方は、法第24条なら建設業法第24条の意味で、24条の2とか3という具合に複数ある。

建築基準法に関しては「建築基準法」と「建築基準法施行令」に分かれていて、法第89条なら「建築基準法」・令第136条なら「建築基準法施行令」のことであり、建築基準法とは条文が違うので注意!

 

3問出題、各5点で、計15点の配点が予想です。

 

スポンサーリンク

2級建築施工管理技士(実地試験):建築施工

 

最後の設問は「建築施工」・配点予想は16点です。

 

この設問のみ問題種別が、「建築」「躯体」「仕上げ」に分かれていて、自身の受験種別によって、それぞれ解答する。

 

各種別とも、それぞれの分類から「4~8つの文章問題が出題」され、文章の中の「語句又は数値」に下線が引かれていて、下線部の「語句又は数値」が正しければ〇、間違っていれば「正しい語句又は数値」を記入する。

 

注意

自身が受験する種別だけを解答すること!

例:「建築」なら建築の問題だけ!

  「躯体」と「仕上げ」の問題は解答しない!

違う種別を解答すると、加点ではなく、減点の対象になるので注意!!

 

5つの設問の中で、一番範囲が広く、絞り(予想し)づらい設問です。

 

過去問題集には「過去10年分の出題一覧表」が掲載されているので、「どの分類※がどれくらいの割合いで出題」されているかが掲載していますが、他の設問より「範囲が広く、2年連続で出題される項目」もあってかなり絞りづらいかと・・。

※ 分類とは:土工事・鉄筋工事・防水工事・塗装工事 他 などの各工事種類のこと)

 

8問出題、各2点で、計16点の配点が予想です。

 

おすすめ過去問題集を紹介

 

ここで、おすすめの過去問題集を紹介します!

 

 

私のおすすめは、学科問題の時と同様!地域開発研究所の過去問題集です。

 

学科問題の他に!実地問題も過去5年分(模範解答・傾向対策付)収録されているので、2級範囲の実地であれば・・この一冊で大丈夫!

 

おすすめのポイントは、各設問の解説や問題の前に!必ず「過去10年分の出題一覧表」が掲載してあり、傾向と対策を立てる時に、とても役にたちます!

 

私も!地域開発研究所の過去問題集だけで、実地試験を合格しました!

 

2級建築施工管理技士(実地試験):合格への考察

 

ここまで5つの設問を見てきましたが、合格する為には6割(60点)必要です!

 

各設問の予想配点

施工経験記述:39点
施工管理用語:15点
施工管理:15点
法規:15点
建築施工:16点
合計100点

実地試験は主催元が配点を公表しないので、正確な確証はありません。

 

合格を目指す設定配点

施工経験記述:33点

施工管理用語:9点

施工管理:11点

法規:9点

建築施工:8点

合計70点

※ 6割が合格基準ですが、6割を目指して60点とるのは難しいので、目標は70点で設定

 

この設定配点は勉強をして行く上で、目安になるので非常に重要です!

 

㊤を踏まえて再度考察すると!「施工経験記述」に関しては、必ず試験時間の配分を考えて取り組んでください!

 

理由は!設問の一番初めにくるので、どうしてもここで多くの方が時間を要してしまい、残りの設問にかける時間がなくなる可能性があります。

 

気持ちに余裕を持てる対策

 

その上で改めて「施工経験記述」を考察すると、実地試験の要なので、ミスは許されません!

 

予想と違う課題が出たら!構成をし直さなければならないので、更に時間を要します!

 

良く聞く話が・・「施工経験記述」に時間を掛け過ぎて「時間が全く足りなかった!」です。

 

なので私が取った対策は「施工経験記述は最後に取り組む!」、すると他の設問が先に終わっていて、残りの時間をすべて記述に掛けられるので、気持ちに余裕を持ってじっくり取り組むことが出来ます!

 

その他の設問の取り組み

施工管理用語は、他の設問に比べて「1番課題を予想しやすい」ので、出来れば12点、悪くても9点は欲しい

施工管理は、「バーチャート工程表と出来高表」を理解出来れば全部取れる可能性が高いので、15点中 10点以上は欲しい!(令和元年度は4問出題の各4点の16点だったので、この場合は12点欲しい!)

法規は、出題回数が多い条文に的を絞り、条文全部を暗記するのではなく、問題になりやすい箇所(語句)を中心に覚えて行くと加点しやすいので、 9点を目指す!

建築施工は「出題範囲が広く、かつ予想しづらい」ので、頑張って 8点を目指す!

 

諦めない姿勢の大切さ

 

最後のポイントは、「一箇所も空欄(くうらん)をつらない!」こと。

 

採点は減点方式となり、当然!空欄だと0点です・・なので!どうしてもわからない問題があったとしても何かしら書きましょう!

 

もしかしたら「1点」もらえるかもしれませんし、この積み重ねが合否を分けることになりかねません!

 

暗記しなければならない設問が多い分、計画的に勉強をして行かないと厳しいとは思いますが、㊤でも説明したように全体の6割を取れば合格となるので、十分に勝機はあります。

 

試験日までの日数を逆算して、計画性を持って取り組みましょう!

 

2級建築施工管理技士(実地試験):まとめ

 

以上が、独学で合格する為に必要な実践勉強法です。

 

学科の記事にも書きましたが、2級建築施工管理技士の有資格者は不足傾向なので、合格となれば!「会社内での待遇アップ」や「転職の際にかなり有利」になるなど、取得メリットは計り知れないものがあります!

 

是非、頑張って合格を勝ち取ってください!

 

長い文章となりましたが、この記事を参考にして一人でも多くの方が合格して頂ければ幸いです。

 

それでは!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
No tags for this post.