1級建築施工管理技士(学科試験)を独学で合格!効率良い勉強法!

今回は、1級建築施工管理技士試験を、独学で合格出来る効率の良い学科勉強方法を紹介します!

 

資格試験と聞くと、「取得するのは難しい」というイメージがあり、「1級となると尚さら無理なのでは?」と感じますよね。

 

1級の難易度はどれくらいなの?

1級でも独学で合格できるの?

仕事をしながらだと厳しいのでは?

 

など、不安要素が頭をよぎり、勉強する前から意気消沈することが多いのではないかと。

 

ですが、決してそんなことはなく、1級であっても誰でも独学で合格出来ます!

 

ポイントは、いかに取り組む勉強法が「効率が良いかどうか」なので、予備校へ行かずとも、独学で合格出来る効率の良い学科勉強法を紹介して行きます。

 

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1級建築施工管理技士(学科試験):資格取得の価値

 

さっそく「勉強法を紹介!」と行く前に、何点か確認しなければならないところがあるので、紹介しますね。

 

まずは、「1級建築施工管理技士の価値」です!

 

どんなに効率の良い勉強法があっても、勉強せずに合格することは出来ないですよね。

 

なのでこれから勉強していく上で、この資格の価値(取得したら自身の仕事環境に大きい影響を及ぼすか)を、しっかり理解しておかなければ、途中で挫折する恐れ大です。

 

そこを踏まえて、まず「資格取得の価値」を紹介します!

 

1級建築施工管理技士の重み

 

建築施工管理技士において、1級と2級とでは大きく差が出ます。

 

現在建設業界では、1級建築施工管理技士の有資格者は不足傾向なんですよね!

 

公共物件や民間でも大きな規模の工事では、主任技術者(2級)ではなく、監理技術者(1級)の配置が必須となっているので、必然的に需要度は上がるかと。

(※配置義務における建設業法の詳しい内容は、国土交通省のHPを参照)

 

よって取得すると評価は高くなり、給与面での昇給や役職における査定にも有利になりますよね!

 

経営事項審査(経審)の評価においも、1級は「5点」、2級は「2点」が配点され、所属している建設会社の技術力評点を上げることに繋がります。

 

更に社内で取得者が多ければ「民間工事・公共工事」ともに、数多くの入札に参加することが出来るので、どの企業にとっても欲しい人材になるかと!

 

若い世代の方はもとより「高齢の方」においても、取得すれば定年を超えた時に働きやすく(再雇用制度)、転職の際の大きな武器になるので、「1級を取得」した時のメリットはかなり大きいものがありますね。

 

1級建築施工管理技士(学科試験)の難易度

 

次に、取得するための難易度に関して、「1級というと難しいイメージ」がありますが、そんなことは決してないんです。

 

理由は、合格基準点が6割ということ!

 

現在数多くの資格がありますが、「合格基準点は7割」という資格がほとんどなんですよね。

 

しかし、施工管理技士の資格はすべて「6割点数を取れば合格!」となるので、予備校へ行くかずとも独学で十分合格出来ます!

 

ただ「勉強しないで合格出来る」ほど、あまい試験でもないので、日々の仕事が忙しい中、「独学で合格出来る効率の良い勉強法」をこのあと紹介して行きますね。

 

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1級建築施工管理技士(学科試験):独学で合格する為のモチベーション維持法

 

合格するための一番大事な要素は「モチベーションを維持」であり、これ無くして合格は絶対にありません!

 

どんなに「わかりやすい教材」があっても、「効率の良い勉強法」を知っていたとしても、勉強をしなければすべて意味がないかと・・。

 

勉強をしないというよりは「勉強をする気がおきない」、これが一番たちの悪い、自分の中に潜む敵です!

 

モチベーションを維持するためのポイント

 

㊤でも触れましたが、「資格を取得する」というのは簡単なことではないので、「今回必ず合格する!」ときめた決意(モチベーション)を、最後まで維持して行くための勉強法が必要となります。

 

その上で大事なのが、「取得したらどれだけ人生において大きい(有利な)ことになるのか」を思い続けて勉強して行くこと!

 

正直「目的や欲」がないと、人は中々頑張れないと思うので、「資格取得の価値を理解」しているか、そうでないかの部分は大きいかと。

 

しかし理解して始めたとしても、日々の忙しさの中で「心が折れそうになること」が多々あると思いますが、これなら「モチベーションを維持できる!」という勉強方法なので、ご安心ください!

 

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1級建築施工管理技士(学科試験):合格点からの逆算

 

まず合格するのに「何点必要か」を確認!

 

例年「午前の部の問題が50問、午後の部の問題が32問、合計82問出題され、「必須問題と選択問題」に分かれていて、必要解答数は60問!

 

この内、36点(60%)以上正解で合格となりますが、ここで大事なのが、合格点の捉え方ですね。

 

36点取らなければならない」と思うのか

 

36点取れば合格できる」と思うのか

 

このように、捉え方により今後のモチベーションが大きく変わってくるかと。

 

どうしても初めは「36点取らなければ」と気負いがちですが、裏を返せば「46点落としても合格出来る!」ということなんですね!

 

逆算からくる「いける!」と思える大切さ

 

建築施工管理技士の試験は、選択問題が必ずあるので、全出題数から逆算すると「半分以上間違えても合格!」となります。

 

今回でいえば、82問出題で60問の解答、60問の6割なので36点で合格、「46問は間違えても良い」ということに!

 
補足

正確には46問解答して間違えるのではなく、選択問題は必要解答数が決まっていて、初めから解答しなくて良い問題がある。

よって、解答して間違えた数と、初めから解答しない問題数を合わせて46問という意味。

 

これなら「いけるかも!」って思った方もいるのでは?と思いますが、このようにして如何に「いける!」と思い、モチベーションを維持して行くかがとても大切なんですね!

 

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1級建築施工管理技士(学科試験):出題傾向を知る

 

いける!」と思ったところで、次に出題傾向を確認して行きましょう!

 

大きく分類で分けると「建築学等」「施工」「施工管理法」「法規」の4分類となっていて、その中で区分に分かれます。

 

ここで大事なのが、どこで36点取るかということです。

 

どの方も「得意、不得意」の分野があるので、得意分野でしっかり点数を稼げるかがポイントとなるかと!

 

例えば、構造力学が苦手な方がいるとします。(私は苦手です・・苦笑)

 

苦手な分野をいくら勉強しても中々頭に入ってこないで、時間ばかり消費してしまい、最後は嫌になってしまうことに!(モチベーションの低下!

 

なので、一番自分が得意な分野から勉強して行きましょう!

 

苦手分野の見分け方

 

ここで気を付けなければならない、勉強をする上でのダメなポイントを紹介!

 

ダメなポイント

テキストなら、「 1ページ目 」から勉強を始める。

問題集なら、「 問 1 」から解いて行く。

 

このやり方はおすすめ出来ないので、注意が必要ですね!

 

理由を説明すると、1級のテキストの多くは「約1,000ページ」くらいあるので、そのボリュームから戦意喪失することが多いです。

 

問題集に関しては、問1から順を追って解いて行くと、「苦手な分野の問題」に差し掛かったところで嫌になってしまうことが多いかと。

 

なので「順を追って」は無視して、得意分野のところから勉強を始めることがポイント!

 

すると得意分野ということもあり、頭に入りやすく勉強が取り組みやすいので、「モチベーションを維持する」ことが出来ます!

 

「必須問題と選択問題」の使い分け

 

次に、区分の中には「必須問題」と「選択問題」がありますが、必須問題から始めるのが、おすすめです!

 

必須問題と選択問題の内訳

●午前の部

建築学等」出題数15問で、12問解答(選択問題)

設備・積算」出題数5問で、5問解答(必須問題)

施工共通」出題数25問で、10問解答(選択問題)

施工計画」出題数5問で、5問解答(必須問題)

●午後の部

施工管理法」出題数20問で、20問解答(必須問題)

法規」出題数12問で、8問解答(選択問題)

「合計」出題数82問で、60問解答 

 

選択問題に関して、わからない問題があった時に「必要解答数以内」なら、解かずに飛ばすことも出来ます!

 

説明

建築学等」なら出題数15問で、12問解答(選択問題)なので、3問は解答しなくても良い。

施工計画」なら出題数5問で、5問解答の(必須問題)なので、5問すべて解答となる。

 

以上のことから、全部解答しなければならない、必須問題の「施工管理法」(20/20)から取り掛かるのもおすすめかと!

 

逆算から得られるモチベーション維持法

 

理由として、もし「施工管理法」を完璧に修得して20点取れたとすると、あと残り「問題62問中、16点取れば合格!」となります。

 

20点は取れなくても「18点取れれば、残り18点」というように逆算して行くのがポイントで、「どの区分でそれぞれ何点とるか」を自分の中で決めておく!

 

取りやすい(得意分野)問題から勉強を始めて、最終的に36点以上にして行くやり方が、更にモチベーションを維持します。

 

ポイント

36点を目指して本番で36点を取るのは難しいので、設定は45点ぐらいで設定!

 

●午前の部 22点

内訳 「建築学等」9点・「設備、積算」3点・「施工共通」7点・「施工計画」3点

 

●午後の部 23点

内訳 「施工管理法」17点・「法 規」6点

 

◎設定(合計)45点

 

どこの区分で「何点取るか」を事前に設定しておくと、勉強を進めて行く時の目安に!

 

得意な分野から点数を取って、苦手な分野は極力取り組まない勉強が、「モチベーションを維持するコツ」です。

 

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1級建築施工管理技士(学科試験):効率の良い勉強方法

 

さて、いよいよ本格的な勉強の仕方を紹介していきますが、「過去問題を徹底的にやり込む!」だけです!

 

「それだけで大丈夫?」と思われたかもしれませんが、大丈夫です!

 

理由は、施工管理技士の学科試験はすべて「4肢択のマークシート方式」となっているので、ひたすら過去問題集をやり込めば合格出来ます。

 

通常はまず「テキストで勉強」をした上で、「過去問題集を解く」というのが従来のやり方ですが、ポイントはいかに時間がない中「効率的に勉強をして合格する」ということ!

 

効率よく勉強するとなると、従来のやり方は㊤でも説明した通り、非効率になるので、勉強に嫌気が差す可能性が高まります。

 

なので、テキストに関しては「わからない時だけ使用する」ぐらいで、過去問題集を繰り返しやり込めば、学科試験は合格出来ます!(私は、過去問題集だけで合格しました)

 

おすすめ過去問題集を紹介!

 

ここで、おすすめの過去問題集を紹介します。

 

私のおすすめは、地域開発研究所と日建学院の過去問題集!

 

地域開発研究所は、過去7年分の学科問題(解答・解説付)を収録

日建学院は、過去6年分の学科問題1・2(解答・解説付)を収録(2冊)

 

 

 

 

好みで構わないと思いますが、地域開発研究所の方は冒頭に「年度別出題内容一覧表」があり、一覧表には「各区分の問題が年度ごとに、どのような問題が出題されている」のかが、一目でわかるのでおすすめですね。

 

よって、ここでは「地域開発研究所の問題集」を使用した時の、説明をして行きます。

 

過去問題集を「帯で問題を解く!」必要性

 

そして効率の良い勉強方法とは、「」で問題を解いて行くやり方です。

 

わかりづらいので説明すると、帯で問題を解いて行くとは、「問題を縦に解かずに、横に(帯のように)解いて行く!」こと!

 

問題集は過去7年分が掲載されていて、通常の勉強方法だと年度ごとに、「問1から問82」まで通して問題を解いて行くと思います。

 
説明

2019年度の82問を、「問1から問82」まで連続で解答して行き、 終えたら次に2018年度の82問、次に2017年度の82問・・等

 

しかし、このやり方だと次々と分野別の問題が出てくるので、序盤にやった問題が頭に残りづらくなり、とても効率が悪いです!

 

過去問題集の冒頭には、試験の内容説明や年度別出題内容一覧表が記載。

 

出題内容一覧表を見てもらうとわかりますが、各区分の問題№(ナンバー)は、各年度とも一致しています。

 

環境工学は、問題1・2・3

建築材料は、問題11・12・13・14・15

工程管理は、問題53・54・55・56

建築基準法は、問題71・72・73 等

 

なので、問1から問82を通しで解いて行かずに、次のように解いて行く。

 

環境工学なら、問1~3を年度(区分)ごと

建築材料なら、問11~15を年度(区分)ごとに解く!

(例)

環境工学) 2019年の問1~3( 問4へ行かず

次に2018年の1~3、次に2017年の1~3・・等

 

建築材料) 2019年の問11~15(問16へ行かず

次に2018年の11~15、2017年の11~15・・等

 

区分ごと、帯のように「横に」解いて行く

 

こうすることで、各区分の問題を何度も連続して解くことになるので、区分ごとの問題が「どのような傾向で出題されているのか」が分かることに!

 

同類の問題を繰り返して解答して行くことで、頭に残りやすいです。

 

過去問題集の活用方法

 

問題集をやり始めるとわかりますが、過去に出題された(同じような)問題が多くあり、中には一言一句まで同じ問題(文章)が出題されていて得点をしやすいです!

 

もう一つのポイントが、問題の約9割が「最も不適当なものはどれか」という間違い探しとなっていて、文章中の「間違い箇所が、類似して出題されている」ので、ここでも得点しやすいかと!

 

注意

1割は「正しいものはどれか」なので、しっかり問題は読んでください!

 

次に問題を解いたあとに答え合わせをしますが、問題のすぐ下に解答と解説が掲載されていて、ここで「答えだけを見て次に行く」ということはしないように!

 

答えが「正解・不正解」に関わらず、必ず解説を熟読して、なんで「正解なのか不正解なのか」を確認してから次に進みましょう。

 

これをやらないとテキストで事前学習をしていないので、傾向が解っていても頭には残りません!

 

どうしても過去問題だけでは理解しづらいという方は、テキストを用意して「ポイントごと活用する」と理解度が増しやすくなります。

 

おすすめのテキストは、「市ヶ谷出版社の1級建築施工管理技士 要点テキスト 」です。

 

理由は、どうしても1級はページ数が多いテキスト(約1,000P)ぐらいが多い中、要点だけをまとめてあるテキスト約300P)ぐらいになっていて、とても見やすく活用しやすいのが特徴!

 

 

やり始めの時は、「理解出来ない、何を言っているかわからない、イメージが湧かない」ということが多いかもしれませんが、全然慌てる必要はありません!

 

ひたすら繰り返して行く中で、初め中々頭に入りづらかったことが、徐々に区分ごと理解して行き、最終的にはしっかり把握出来るようになります。

 

捨てる勇気を持つ

 

そしてここで更にポイントなのが、どうしても理解しがたい問題(不得意分野)は、捨ててしまう!

 

捨ててしまうというと少し乱暴に聞こえますが、合格するのに「満点はいらない!」ということです。

 

理由

 

82問中60問答えれば良いので、まず22問は捨てられる!

 

次に60問中36問以上正解で合格なので、ここでも24問間違えても大丈夫!

 

よってトータルで、46問間違えても(捨てても)合格

 

④ 45点を目指すとしても、計37問は捨てても問題ない!

 

 

時間がない中、効率よく勉強して行く上で、理解しがたい(苦手分野)問題に時間を掛けるのは、とても非効率となります。

 

大事なのは、問題によって「初めから捨てるという勇気を持つ!」ことです。

 

効率の良い勉強法

貴重な時間を苦手分野で消費しない!

得意分野の問題を中心に時間を費やす!

非効率を避けた勉強法!

 

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1級建築施工管理技士(学科試験):まとめ

 

 

モチベーションは常に維持し続ける。 (維持出来る勉強法で取り組む)

 

合格に必要な点数を逆算から設定する。

 

出題傾向を把握して、効率の良い取り組みをする。

 

過去問題集は帯で解答して行く。 (適度にテキストを活用する)

 

不得意分野の問題は捨てる勇気を持つ。 (満点はいらない)

 

 

以上が「独学でも合格出来る効率良い勉強方法」となります。

 

しつこいようですが、勉強を始めてから試験終了まで、いかに「モチベーションを維持」して行けるかが最大のポイントです!

 

試験当日わからない問題があったとしても、4肢択のマークシート方式なので、適当に解答しても25%の確率で当たるかと!(前向きに捉える)

 

紹介した勉強法で、1日少しずつでも繰り返しやって行けば、必ず合格出来ます!!

 

長い文章となりましたが、この記事を参考にして一人でも多くの方が合格して頂ければ幸いです。

 

それでは!

 

1級建築施工管理技士の実地試験も「独学で合格できる勉強法」を紹介!

施工経験記述も含めた「出題傾向や勉強の取り組み方、対策」をまとめました。

以下のリンクから、ぜひ見ていってください。

2020年度 1・2級建築施工管理技士の合格勉強法まとめ記事

 

 

 

 

 

 

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